旧車のカビ
AGジャームフリー内装を使って車の清掃をしている「JOKIMEN」と一緒に、「ガレーヂ伊太利屋」さんにお邪魔してイタリア車・イギリス車のカビ清掃を行ってきました…私は本当にお邪魔するだけで、清掃は行いませんでした。「ガレーヂ伊太利屋」社長勝田さんにも喜んで頂けたと思います。
旧車のカビ対策に必要な知識
旧車はどうしてもカビが発生しがちですが、これらの対策というのがまた大変。何故なら車のコンディション、保管環境や使われている素材が違うので、決まった解決方法が無いからです。これらを解決するには下記4つの知識が必要になります。
- 車の知識
- 車の内装に使われる素材の知識
- カビの知識
- カビ対策に使われる溶剤の知識(一般的に使用されるエタノールや塩素系漂白剤では大切な車の内装素材を痛めてしまうし臭いも残ります)
では、どの様な事からカビが発生するのでしょうか。
カビが発生する原因
カビが発生する原因は下記の要因が必要になります
- カビ胞子
- 水分
- 酸素
- 栄養素
- カビが生育されやすい環境
これらの要因が重なった時にカビが発生し、カビを発生させない為にはこれらの要因を除去、もしくは減少させる必要があります。新車も旧車も一見変わらない状態と思われますが、なぜ旧車にはカビが生えやすいのでしょうか。
旧車にカビが生えやすい理由
旧車にカビが発生しやすい理由としては、下記の点が挙げられます。
- カビ胞子の増大と流入経路
- 古い車の経年劣化したシールなどにより、外気と内気が混入し空気中に浮遊する胞子が流入
- その他に車内に存在するカビからの放出や、靴底についた土に含まれる胞子の流入
- 栄養素
- 古い車の経年劣化した接着剤や塗料などの化学製品やシートなどに使われる繊維などが養分になります
- その他に汚れ・ホコリ・食べこぼし・皮脂・汗・髪の毛などの有機物も栄養になります
- 環境
- 空調やシールなどの劣化から湿気や空気が滞留しやすく、カビ生育に適した環境をつくります
- 電子部品の経年劣化による電気ショートなどが、カビ生育に適した環境を作ります
- 狭い箇所やシート内部などの清掃しにくい箇所は、カビ生育に適した環境を作ります
これらの問題を回避するためには、定期的なメンテナンスや修理などが必要です。また、湿気や汚れなどが付着しないように、適切な清掃を行うことも大切です。つまり旧車はカビの養分になる素材の宝庫であり、生育させる為の環境が整っているのです。
カビの解決方法
これらの事から、旧車のカビ対策を行う上で下記が必須になります
- 旧車のカビ対策に必要な知識を持つ人が施工する
- カビが発生する原因を除去、もしくは減少させる
- オーナーによる定期的なメインテナンス
具体的な作業は
① 年1~2回「ジョキメン」のメインテナンスを行い、胞子や栄養素の除去/減少を定期的に行い、環境をリセット
② AGジャームフリーでオーナーが都度噴霧し、密着した箇所(例:ハンドルやシート) を清掃して胞子と栄養素を削減
③ Car銀デェ~・ゲルタイプと除菌剤を車内に設置し、胞子と水分を抑制
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「ジョキメン」の連絡先は03-6808-1433です。
清掃にお勧めのAGジャームフリーは「AGジャームフリー:ペット」(AGジャームフリーはどの製品も同じですが、銀イオン濃度だけ違い、ペット用が車の清掃に最適です)。
愛車ミニ
我が愛車「ミニ」もJokimenさんで施工して頂きました。結構な臭いやカビ臭があったのですが、綺麗さっぱり凄く爽快な室内環境になりました。詳しくは是非Goo-netにてご覧ください。